正福院

しょうふくいん 住所:白岡市白岡941

白岡にある新義真言宗の寺院。由緒は不明。
本尊の薬師如来は慈覚大師の作と伝わり、寺伝では嘉祥2年(849)慈覚大師の草創で、天台宗から改宗したとされます。境内には太子像も残っています。
また、市指定文化財の宝篋印塔、正福院貝塚があるほか、ひぐらしの丘や多くの文学碑が建立されています。
正福院貝塚は、白岡地区にある正福院の墓地周辺に広がる貝塚郡で、蓮田市の綾瀬貝塚とならんで元荒川流域最奥の貝塚として知られています。貝塚からは、縄文時代前半後半(約5000年前)の住居跡2軒も発掘され、貝塚が形成された時期を特定する有力な手がかりとなっています。