ちのわくぐり(なごしのおおはらい)
6月30日は一年の折り返し点、この節目に行われるのが「夏越の大祓」です。
この神事は一年の半ばにあたり心身を祓い清め、清々しい姿に立ち返ろうとする日本人の伝統的な考えによるものです。
この意義深い大祓神事では、紙でできた人形(ひとかた)に諸々の罪穢れを移して祓い清めます。
また、参道に設けられた茅の輪をくぐり、罪けがれを祓い清め、茅(かや)の旺盛な生命力にあやかって、延命長寿を祈願します。
皆様も、古来より宮中を始め全国各地で行われてきた「夏越の大祓」
に是非ご参加の上、元気に夏を迎えて年の後半を健康でお過ごしください。
撮影:令和5年7月2日 宣伝広報部会員 福島勇